年末年始は、国内旅行でも一年の中で最も料金が高騰しやすい時期です。
「せっかくの休みだから旅行に行きたいけど、新幹線もホテルも高すぎる…」
そう諦めてしまっていませんか?
実は、予約のタイミングやちょっとした工夫次第で、数千円〜数万円単位の節約が可能です。
この記事では、年末年始の国内旅行費用を抑えるための実践的なテクニックを、交通費・宿泊費・観光費の3つの視点から詳しく解説します
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混雑しやすい場所&穴場スポット

年末年始特に高いスポット
1. ニセコ(北海道)
世界的に有名なパウダースノーを求めて、海外からのスキーヤー・スノーボーダーが集中。年末年始は宿泊費・リフト券ともに高騰します。
2. 富良野(北海道)
スキー場の規模と雪質の良さから、道内外の観光客が集まり、ホテルは早くから満室に。
3. 那覇(沖縄)
冬でも暖かく過ごせる国内屈指のリゾート。冬休みの家族旅行や新婚旅行で航空券も宿も高くなります。
4. 箱根(神奈川)
首都圏からアクセスが良く、温泉・初詣・観光がセットで楽しめるため、年末年始は特に混雑。
5. 草津温泉(群馬)
日本三名泉の一つで、寒い時期ほど人気。宿泊予約は半年前から埋まりやすいスポット。
6. 城崎温泉(兵庫)
外湯巡りと情緒ある街並みが魅力で、年末年始は国内外からの観光客で賑わいます。
年末年始でも比較的穴場のスポット
1. 蔵王温泉(山形)
樹氷と温泉を一度に楽しめるのに、ニセコほど海外客が多くなく、混雑は比較的控えめ。
2. 鳴子温泉(宮城)
歴史ある温泉街で、年末年始でも予約が取りやすく、落ち着いた雰囲気で過ごせます。
3. 富山県
冬の海の幸(寒ブリ・カニ)が絶品。観光客は多くないため宿泊費も比較的安め。
4. 福井県
冬の味覚「越前ガニ」が旬。北陸新幹線延伸前で、まだ混雑がピークになっていない穴場。
5. 東京(ビジネスホテル)
年末年始は出張客が減るため、都心のビジネスホテルが意外と安く泊まれることも。
6. 大阪(ビジネスホテル)
同様に、観光地は賑わうもののビジネスホテルは割安になる傾向。
交通費節約法
年末年始は帰省や旅行需要が集中し、飛行機や新幹線はもちろん、高速バスやホテルの料金も高騰します。
しかし、予約のタイミング・移動手段の選び方・日程の工夫次第で、数千〜数万円の節約が可能です。
ここでは、年末年始の国内旅行で使える5つの節約法と、それをサポートする便利な予約サービスを紹介します。
早割と直前割を使い分ける
年末年始の新幹線や飛行機は、早割を活用するのが鉄則です。
JRの「えきねっとトクだ値」や各航空会社の早期割引は、1〜3か月前から発売され、通常より最大50%安くなることもあります。
早めに行き先と日程を決め、販売開始日にすぐ予約するのがポイントです。
一方で、直前割も見逃せません。便によっては出発直前まで空席が残り、「タイムセール運賃」や「当日割引」が出ることがあります。
たとえばANAやJALの公式サイトでは、出発1週間前に安い運賃が出ることもあり、LCCでも直前セールが開催されます。
比較サイトを使えば、直前でも効率的に最安値を探せます。
交通費の節約に役立つおすすめサービス
KiPuRu(きっぷる)|新幹線・特急をオンライン手配
発売開始日に素早く予約しやすい。早割や時間帯の組み合わせで数千円節約も。
- 事前に区間・候補便を保存→販売開始と同時に確保
- 往復の時間帯をずらすと価格差が出やすい
トラベリスト|国内線&LCCをまとめて比較
早割〜直前セールまで一括検索。片道だけLCC+片道新幹線など組み合わせ比較に便利。
- 日付を1〜2日動かして最安日を発見
- 受託手荷物や座席指定の有無まで比較
※料金・在庫は日程や空席状況により変動します。
LCC・高速バス・夜行列車を活用
フルサービス航空会社よりLCC(格安航空)の方が、年末年始でも安くなる場合があります。
Peachやジェットスター、スプリングジャパンなどは、成田・関空・福岡など主要空港からの便が豊富で、片道数千円台のチケットが見つかることも。
また、移動と宿泊を兼ねる高速バスや夜行列車もおすすめです。
東京〜大阪間なら夜行バスは片道4,000円前後からあり、寝ている間に移動できるので宿泊費も節約できます。
JRの「サンライズ瀬戸・出雲」など人気の夜行列車も、早めの予約で確保すれば快適に長距離移動が可能です。
出発日・時間帯をずらす
料金は需要に大きく左右されるため、出発日や時間を少しずらすだけで大幅な節約になります。
たとえば帰省ラッシュのピーク(12月29日〜30日出発、1月2日〜3日帰着)を外し、1日ずらすだけで新幹線や飛行機が数千円安くなることも。
時間帯も重要です。
観光客が動き始める午前中の便や、仕事終わりに集中する夕方の便は高騰しやすいですが、昼や深夜の便は安くなりやすい傾向があります。
予定が自由に組める人は、ピーク時間を避ける計画を立てましょう。


乗り放題きっぷやフリーパスを使う
移動距離が長い場合は、乗り放題きっぷやフリーパスの利用がお得です。
JRの「青春18きっぷ」は年末年始も利用可能で、1日あたり約2,410円で普通・快速列車が乗り放題。
また、私鉄各社も観光向けのフリーパスを販売しており、観光地めぐりにも便利です。
複数都市を移動するなら、JR西日本・JR東日本の周遊パスや、北海道・九州の特別フリーきっぷも要チェック。
新幹線や特急が対象のパスもあるため、長距離移動の予定がある場合は必ず比較しましょう。
比較サイトで一括検索
交通費を抑える最大のポイントは、複数の手段とセットプランを一度に比較することです。
NAVITIMEトラベルやトラベルコ、エアトリなどを使えば、新幹線+ホテル、航空券+ホテルのパック料金を簡単に比較できます。
個別に予約するより、パック旅行にした方が安くなるケースも多く、さらにポイント還元やクーポン適用で実質的な割引も受けられます。
特に年末年始は、ホテル料金が高くなりやすいので「交通+宿泊」のセット割は効果大です。
エアトリ(バス)|高速・夜行バスを一括比較
複数日・時間帯で探せるから、ピークを外した最安便を見つけやすい。夜行便なら宿泊費も節約。

エアトリ(航空券)|LCC〜大手まで最安値検索
日付と時間帯をずらして比較。片道だけLCCにするなど組み合わせ最適化もしやすい。

JTB|新幹線・特急+ホテルをまとめて手配
交通と宿を一括予約。年末年始の混雑でも座席・客室を早めに確保しやすく、クーポン適用でさらにお得。
じゃらんパック|交通+宿セットで総額を圧縮
JR(新幹線・特急)やJAL/ANAの航空券とホテルを自由に組み合わせ。セールやクーポン併用で年末年始でもコスパ良く。
宿泊費節約法
年末年始や長期休暇の旅行はどうしても宿泊費が高騰しがちです。しかし、少し工夫するだけで同じホテルや旅館により安く泊まることができます。ここでは、実際に使える節約テクニックを紹介します。
早めの予約で「早割」を狙う
年末年始は需要が集中するため、直前になるほど料金が高くなるのが一般的。そこで活用したいのが 「早割プラン」 です。
- 「早割10」「早割30」など、予約日数に応じて割引率が変わるプランもあり、通常料金の30〜50%オフ になることも。
- 特に家族旅行やカップル旅行など、宿泊日が確定している場合は早めの予約がおすすめです。
クーポン・ポイントをフル活用
大手旅行予約サイトでは、定期的に宿泊割引クーポンを配布しています。
- じゃらんでは「最大1万円オフ」などの大型クーポンが出ることも。
- 楽天トラベルは**SPU(スーパーポイントアッププログラム)**やキャンペーンを併用すれば、実質10〜15%の割引も可能。
また、貯まったポイントを次回の宿泊に使うことで、旅行を繰り返すほどお得になります。
ビジネスホテル・カプセルホテルを選ぶ
高級ホテルも魅力的ですが、宿泊費を抑えたいならビジネスホテルやカプセルホテルが狙い目。
- 最近のビジネスホテルは「大浴場つき」「無料朝食あり」などサービスも充実。
- カプセルホテルも進化しており、デザイン性が高く女性専用フロアもあり安心。
宿泊+交通のセットプランを利用
意外と見落としがちなのが「交通とセットで予約できるダイナミックパッケージ」。
- 飛行機+ホテル、新幹線+ホテルをまとめて予約することで、個別に予約するより数千円〜数万円安くなるケースも。
- 特に年末年始の長距離移動ではおすすめの方法です。
Airbnb・民泊を活用
ホテルだけでなく、民泊やAirbnbも視野に入れるとさらに節約可能。
- 一泊あたりの料金が安いだけでなく、キッチン付きの物件なら自炊で食費も節約できます。
- グループや家族旅行では一軒家を借りることで、一人あたりの宿泊費が大幅に下がることも。
まとめ
宿泊費を節約するには、
- 早割+クーポン活用で確実に安くする
- ホテルのランクを下げることでコストダウン
- 交通とセットで予約してさらにお得に
- 民泊やAirbnbで柔軟に泊まる
というように、複数のテクニックを組み合わせるのが最も効果的です。
観光費節約法
個別手配より“まとめ買い”で安くする
現地の移動手段・入場券・アクティビティをバラバラに予約すると、どうしても割高になりがちです。
一方で、送迎+入場券+体験などがセットになったツアーやチケット予約サイトを使うと、まとめ買い効果で総額が下がります。
さらに「2つ目以降○%OFF」や「複数アクティビティを組み合わせるパス」もあるので、家族やグループ旅行では特に効果大。
現地送迎・入場チケット・体験がセット価格でお得。
2つ目以降○%OFFなどの複数予約割もあり、家族・グループ旅行で総額がグッと下がります。
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平日・午前発・夕方発にずらす
人気アクティビティは曜日・時間帯で料金が変わります。特に平日や午前/夕方の枠にすると、同じ内容でも数割安くなることも。
たとえば家族旅行なら観光のピーク(11〜15時)を避けて「朝イチ」や「サンセット枠」を選ぶと、安い上に混雑も回避できます。
「曜日・時間帯ごとに価格を比較できる予約サイト」を活用すると効果的。
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複数日・複数時間帯で一括検索でき、平日/朝イチ/夕方などの時間帯での価格差が一目でわかる。
LCC〜フルサービスまで横断比較でき、空席が埋まる直前の直前割やタイムセールも拾いやすい。
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都市パス/周遊パスを活用
主要都市には、人気観光スポットの入場料が定額になる シティパス・周遊パス があります。
2〜3カ所以上まわる予定がある人なら「パス一択」。公共交通込みのタイプなら、移動費まで含めて節約できます。
特に東京・大阪・京都・福岡などの大都市観光では元が取りやすい。
対象スポットと元が取れる回数をチェック ▶
東京・大阪・京都・沖縄など、主要都市の観光スポットを網羅したお得なパスを提供。
複数施設の入場料をまとめて節約でき、公共交通込みプランなら移動費も一緒に削減可能。
並ばず入れる「スキップザライン」対象施設もあり、時間の節約にもつながる。
対象スポットとパス料金を確認 ▶
北海道から沖縄まで、国内の人気観光地を組み合わせた周遊ツアーを豊富に用意。
航空券・ホテル・観光パスがセットになり、個別手配より大幅に節約可能。
家族旅行や学生旅行にも使いやすく、コスパ重視で効率的に観光できる。
周遊プランと料金をチェック ▶
送迎付きで“移動コスト”も一緒に削る
空港~市内/ホテル~観光地の送迎と、入場券がセットになったプランは、タクシーを使うより安く、荷物が多い人には特に便利です。
同じ方面のスポットを1日にまとめて回れるツアーなら、移動コストだけでなく時間の無駄も大幅カット。
特に年末年始や繁忙期は送迎ありを選ぶと安心。
送迎付き・入場込みの最安プランを見る ▶
節約国内旅行モデルコース
「年末年始 × 国内」で“交通+宿+観光”をまとめて節約できるモデルケースを4本用意しました✨金額はあくまで目安(1人あたり・税込概算)です。
プランA
東京⇄大阪 2泊3日(USJ+京都)
こんな人に
短期で関西をギュッと回りたい/交通費と宿代を圧縮したい
節約コンボ
- 夜行バス 往復で交通費を半額以下に
- 平日イン&アウト(日〜水入りが◎)、朝イチ/夕方発でバス代をさらに抑制
- ビジホ連泊(大阪市内・駅近)
- 都市パス系で市内移動+観光を定額に(例:市営1日券等)
- USJは事前チケットを購入して入場列を短縮
ざっくり費用(節約版)
- 夜行バス往復:¥9,000〜¥12,000
- ビジネスホテル2泊:¥8,000〜¥12,000
- 市内パス等:¥1,000〜¥3,000
- USJ 1day(事前購入):別途
合計目安:¥20,000台後半〜¥30,000台前半+USJ
※通常手配(新幹線往復+市内ホテル+都度交通)だと¥50,000前後になりやすい → 約40%節約も狙える


プランB
東京⇄札幌 3泊4日(市内泊+日帰りスキー)
こんな人に
スキー場価格は高いけど雰囲気は楽しみたい/移動と宿を抑えてメリハリ
節約コンボ
- LCC平日便を午前早め/夕方にずらして航空券を圧縮
- 滞在は札幌市内のビジホ3連泊(郊外リゾート泊より大幅安)
- スキーは送迎付き+リフト券セットを事前予約(個別手配より安い&楽)
- 市内は1日乗車券等で移動を定額に
ざっくり費用(節約版)
- LCC往復:¥18,000〜¥28,000
- 市内ビジホ3泊:¥15,000〜¥24,000
- 送迎+リフト券セット:¥12,000〜¥18,000
合計目安:¥45,000前後(内容次第で±)
※通常(フルサービス便+リゾート直泊+個別購入)だと¥70,000前後になりがち → 3〜4割節約
プランC
名古屋⇄箱根 1泊2日(温泉+周遊)
こんな人に
サクッと温泉と観光周遊を両取り/列車代を落としたい
節約コンボ
- 新幹線こだま系・早割を比較サイト+KiPuRuで確保
- 平日の昼前発/夕方戻りにして運賃を低く
- 現地は周遊パスでロープウェイ・船・バスを定額化
- 宿は平日1泊の素泊まりや早割プラン
ざっくり費用(節約版)
- 新幹線往復(早割):¥13,000〜¥16,000
- 宿1泊(平日・早割):¥8,000〜¥12,000
- 周遊パス:¥4,000〜¥6,000
合計目安:¥25,000〜¥34,000
※通常(指定席往復+都度運賃+旅館)で¥40,000台→ 約30〜40%節約
プランD
東京⇄沖縄 2泊3日(那覇拠点+送迎付き体験)
こんな人に
リゾート価格を回避しつつ**“海の体験”はがっつり**楽しみたい
節約コンボ
- LCCの平日・朝/夕便で航空券を圧縮
- 宿は那覇のビジホ2連泊(繁華街アクセス◎)
- ホテル送迎付きの体験ツアー(例:青の洞窟、離島シュノーケル等)を事前予約
→ 交通+体験がセット割になり、移動手配も不要 - 市内移動は路線パス系でカバー
ざっくり費用(節約版)
- LCC往復:¥20,000〜¥30,000
- 那覇ビジホ2泊:¥12,000〜¥18,000
- 送迎付き体験1本:¥6,000〜¥10,000
合計目安:¥38,000〜¥58,000
※通常(フルサービス便+リゾート泊+個別手配)で¥90,000前後→ 4〜5割節約
まとめ
旅行は「航空券」「宿」「現地体験」「ツアー」をうまく組み合わせることで、思った以上にお得に楽しむことができます。特に年末年始や大型連休は料金が高騰しやすい時期ですが、
- 比較サイトでの価格チェック
- 早割・直前割・クーポン活用
- セット予約による割引
などの節約テクニックを活用すれば、賢く予算を抑えつつ、充実した旅を実現できます。
自分の旅行スタイルに合わせて「航空+宿」「送迎付き体験」「交通と宿のまとめ予約」などを使い分けて、コスパも満足度も高い旅を計画してみてください。🌏✈️✨


海外生活ブロガー/30カ国以上を旅した経験者
高校時代に初めてカナダに語学留学をして海外に魅力される。現在は年のほとんどを海外で過ごす生活を継続中。アメリカ、オーストラリア、アジア、ヨーロッパなど30カ国以上を渡航。
「役立つ」「共感できる」海外情報を届けたい思いでこのブログを運営しています✈️
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