「マイルを貯めたいけど、フライトでどのくらい貯まるの?」と疑問に思ったことはありませんか?
実はマイルの加算は、航空会社・予約クラス・搭乗クラス など複数の要素で変わります。うまく組み合わせれば、エコノミーでも効率よく、ビジネスや長距離フライトなら一気に数万マイルを狙うことも可能です。
本記事では JAL・ANAを中心に、フライトでマイルを最大化する具体的なコツと裏ワザ を徹底解説します。
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マイルの基本
マイルとは?
マイルとは、航空会社が提供する 「フリークエント・フライヤー・プログラム(FFP)」 で貯まるポイントのことです。
飛行距離や搭乗クラスに応じて加算され、特典航空券・座席アップグレード・ホテル宿泊・ショッピング などに利用できます。
航空会社とアライアンス
マイルを効率よく貯めるために知っておきたいのが、航空連合(アライアンス) です。世界の主要な航空会社は、以下の3つのグループに属しています。
- スターアライアンス(ANAが所属)
例:ユナイテッド航空、シンガポール航空、ルフトハンザ航空 など - ワンワールド(JALが所属)
例:アメリカン航空、カンタス航空、ブリティッシュ・エアウェイズ など - スカイチーム
例:デルタ航空、エールフランス、大韓航空 など
同じアライアンス内であれば、他社便に乗っても自分のマイル口座に積算できる のが大きなメリットです。
マイルの加算方法(仕組み)
マイルの積算は以下の要素で決まります。
- 搭乗区間の距離(区間マイル)
- 例:成田〜ロサンゼルスは約5,400マイル
- 予約クラス(航空券の種類)
- 格安エコノミーだと積算率50%や対象外のことも
- ビジネスクラスは100〜125%、ファーストクラスは150%以上になる場合も
- 航空会社ごとのルール
- 同じアライアンスでも、加算率は各社で異なる
- 例:ANAとユナイテッドでは同じ路線でも積算マイルが変わる
- 会員ステータスのボーナス
- 上級会員はフライトごとに+25〜100%のボーナスマイルが加算される
マイルの使い道
マイルの主な使い道は以下の通り。
- 特典航空券(国内線・国際線)
- 座席アップグレード(エコノミー → ビジネス など)
- ホテルやレンタカー予約
- マイルをポイントに交換(楽天ポイント、Tポイントなど)
特に価値が高いのは 特典航空券やアップグレード。
1マイル=2〜5円以上の価値になるケースもあり、うまく使えば「旅行をほぼ無料に」することも可能です。
マイルとポイントの違い
- マイル → 飛行機利用を中心に貯まる(飛行距離や運賃に依存)
- ポイント(例:楽天ポイント、クレカポイント) → ショッピングや支払いで貯まる
両者は相互交換できる場合があり、クレジットカードとフライトを組み合わせると効率UPします。
フライト派に相性◎:クレカ比較(年会費・マイル還元率・海外旅行保険)
カード名 | 年会費 | マイル還元/移行 | 海外旅行保険 | 主な特徴 | 申し込み |
---|---|---|---|---|---|
楽天カード | 永年無料 | 楽天ポイント → ANAマイル(例:2P=1マイル) ※移行比率・条件は公式要確認 |
あり(条件あり) ※利用付帯/補償額は時期で変動 |
楽天経済圏で貯めやすい/日常1%相当でポイント蓄積→マイル化 | 公式で詳細を見る |
エポスカード | 永年無料 | エポスポイント → 主要マイルへ移行可 ※対象/比率は公式要確認 |
あり(条件あり) | 旅行保険が強め/即日発行店舗あり/年会費無料で始めやすい | 公式で詳細を見る |
JCB CARD W(準備中) | 年会費無料 ※申込年齢条件あり | Oki Dokiポイント → マイル移行可 ※対象/比率は公式要確認 |
あり(条件あり) | ポイント高還元の常時2倍設計/若年層に人気 | リンク準備中 |
各カードの申込リンク
フライトでマイルを効率よく貯めるコツ
アライアンスを決めて集中する
マイルは 同じアライアンスで貯め続ける ことが最重要ポイントです。
- ANA派 → スターアライアンス(ユナイテッド航空・シンガポール航空など)
- JAL派 → ワンワールド(アメリカン航空・ブリティッシュエアウェイズなど)
同じアライアンスに絞れば、世界中の提携航空会社のフライトも自分のマイル口座に積算できるため、効率が大幅にアップします。
長距離フライトを狙う
マイルは基本的に 搭乗距離 × 積算率 で計算されます。
短距離フライトよりも長距離フライトの方が一気に貯まりやすいです。
例:成田〜ロサンゼルス(往復 約10,800km)
- エコノミー(積算率50%):約5,400マイル
- ビジネスクラス(積算率125%):約13,500マイル
👉 1回の渡航で、国内線の特典航空券に交換できるレベルまで貯まることも。
搭乗クラスで加算率を意識する
同じ路線でも、エコノミーかビジネスかで積算率が大きく変わります。
- 格安エコノミー:25〜50%程度
- 一般エコノミー:70〜100%
- ビジネスクラス:100〜125%
- ファーストクラス:150%以上
👉 出張や旅行で少し投資して上のクラスを利用すると、フライト体験だけでなく「マイル効率」も大幅アップします。
キャンペーンを活用する
航空会社は定期的に「ボーナスマイルキャンペーン」を実施します。
- 例:期間限定で「対象路線 2倍マイル」「新規会員限定+2,000マイル」など。
キャンペーン情報はANA・JALの公式サイトやメルマガでチェックしておくと取りこぼしが防げます。
格安チケットでも積算対象か確認
注意点として、最安値チケットはマイル対象外のことがある という点です。
航空券の予約クラスが「L・K・O」などの場合、積算率0%になるケースも。
👉 予約時には必ず「積算対象クラスか」を確認しましょう。
提携航空会社を賢く使う
自分がよく使う路線に合わせて、どの航空会社で予約するかを工夫するのもテクニックです。
- 例:同じロサンゼルス行きでも、ANA発券よりユナイテッド発券の方が積算率が高いケースあり。
- コードシェア便の場合は「運航会社」ではなく「発券会社」のルールに従うことが多いため要注意。
クレジットカードと併用する
フライトで貯まるマイルに加え、航空券代をクレジットカードで支払うことでポイントも貯まる → ダブル獲得が可能です。
- ANAカードやJALカードなら、航空券購入で通常より多くのマイルが加算。
- 一般カードでも「航空券+日常利用ポイント → マイル移行」で効率UP。
👉 フライト+カード利用の組み合わせ が、マイル貯蓄の最短ルートです。
✈️ 格安航空券を探すならこちら
下記の予約サイトなら、航空会社公式より安く手配できる場合もあります。比較して自分に合うプランを探しましょう。
実際にどれぐらい貯まる?シュミレーション例
マイルは 「区間距離 × 積算率」 で計算されます。
ここでは代表的な路線を例に、どのくらいマイルが貯まるのかをシミュレーションしてみましょう。
搭乗クラス | 積算率 | 獲得マイル(往復) | 特徴 |
---|---|---|---|
格安エコノミー | 50% | 約5,400マイル | 最安値チケットは対象外の場合もあり |
通常エコノミー | 100% | 約10,800マイル | 1回で国内線往復特典分に相当 |
ビジネス | 125% | 約13,500マイル | 快適+マイル効率◎ |
ファースト | 150% | 約16,200マイル | 一度で国際線短距離特典に届く |
搭乗クラス | 積算率 | 獲得マイル(往復) |
---|---|---|
格安エコノミー | 50% | 約6,000マイル |
通常エコノミー | 100% | 約12,000マイル |
ビジネス | 125% | 約15,000マイル |
ファースト | 150% | 約18,000マイル |
搭乗クラス | 積算率 | 獲得マイル(往復) |
---|---|---|
格安エコノミー | 50% | 約850マイル |
通常エコノミー | 100% | 約1,700マイル |
プレミアムクラス | 125% | 約2,100マイル |
💡まとめ
- 長距離フライトほど一気にマイルが貯まる
- 搭乗クラスによって2倍以上の差が出る
- 国内線も積み重ねれば大きな武器になる
同じフライトでも「積算率」を意識するだけで、貯まるマイル数は大きく変わります。
航空券を探す → このカードで払う → マイルが倍貯まる
フライトの「区間マイル」+カード決済の「ポイント→マイル」で効率よく貯蓄。
長距離・高積算率の予約クラスを選べば、特典航空券に最短で到達。
上級者向けテクニック
「どこで積算するか」を最適化
要点:同じフライトでも、どのプログラムに付けるかで獲得マイルが変わる。
実践
- 予約クラス(例:Y/B/M/H/K/L…)を控える
- 提携先の“積算表”でそのクラスの加算率を比較
- 一番多く貯まるプログラムに会員番号を登録
注意:一部は対象外(0%)。コードシェアは「運航会社」と「発券/マーケティング」のどちら基準かも要確認。
積算率の調べ方 & 比較のやり方
手順(5ステップ)
- 貯めたいプログラムを決める(例:ANAマイレージクラブ / JALマイレージバンク / MileagePlus など)。
- 公式サイトで「提携航空会社のフライトマイル 積算率表」を開く。
検索例:ANA 提携 積算率 / JAL フライトマイル 積算率 - 自分の航空券の予約クラス(Fare/Booking Class)を確認する。
参考:Eチケット控え/予約確認メール/OTAの詳細に「Y/B/M/H/K/L/O…」等で記載。 - 積算率表で「利用航空会社 × 予約クラス」の行を照合し、積算率(%)をメモ。
- 他プログラムの積算率表とも見比べて、一番有利なプログラムに加算する。
※コードシェア便は「発券会社」基準か「運航会社」基準かで扱いが異なる場合があります。必ず注記を確認。
予約クラスの見つけ方のコツ
- OTA(代理店)の画面では非表示のことがあるので、詳細や運賃条件を開く。
- 空港カウンターで渡される搭乗券(半券)にもクラスが印字されることがある(搭乗後の事後加算用に保管)。
- 文字1〜2桁(例:K / L / T)は低率または0%のことが多い要注意。
比較テンプレ(自分用に書き換えて使える表)
比較項目 | プログラムA(例:ANA) | プログラムB(例:UA) |
---|---|---|
利用/運航会社 | (例)ユナイテッド航空 | ユナイテッド航空 |
路線・往復距離 | 成田–ロサンゼルス・約10,800mile | 成田–ロサンゼルス・約10,800mile |
予約クラス | K | K |
積算率 | (例)50% | (例)70% |
獲得マイル(往復) | 10,800 × 0.50 = 5,400 | 10,800 × 0.70 = 7,560 |
備考 | ステータスなし | ステータス+25%なら更に上振れ |
表の数値は例示です。実際の積算率は各プログラムの最新ルールを必ず確認してください。
計算式テンプレ
上級会員あり: 上記 × (1 + ステータスボーナス%)
例:距離10,800、積算率70%、ボーナス+25% → 10,800×0.7×1.25 = 9,450mile
チェックリスト
- アライアンスは統一している?効率UP
- 予約クラスは0%や低率(L/K/O/T等)ではない?要確認
- コードシェアの“基準”(発券 or 運航)を確認した?
- 他プログラムと比較して最も有利な加算先を選んだ?
- カード決済ポイント→マイル移行も忘れず“ダブル取り”にした?
よくある落とし穴
- 同じ便でも発券会社が違うと予約クラスが変わり、積算率が上下する。
- セール運賃は変更・払戻条件が厳しく、積算対象外のことも。
- 値上げやルール改定が頻繁。発券前と搭乗前に2回確認するのが安心。
本記事の表の数値はあくまで“例”です。各社の最新条件・積算ルールは必ず公式ページでご確認ください。
コードシェアの“発券会社”を使い分け
要点:同じ便でも、どこで買うか(発券会社)で予約クラスが変わり、積算率が上下。
実践
- 同一路線で複数サイト(運航会社・提携会社)を検索
- 表示される予約クラスと積算率を比較して購入先を決定
注意:変更・払い戻し規約も発券会社のルールに従う。
同じ便でも「発券元」でこんなに違う!
発券元 | 表示される予約クラス | 積算率(ANAマイルに積算時) | 往復で貯まるマイル数 |
---|---|---|---|
ANA公式サイトで購入 | Hクラス | 70% | 10,800 × 0.7 = 7,560マイル |
ユナイテッド航空公式サイトで購入 | Kクラス | 50% | 10,800 × 0.5 = 5,400マイル |
※数値は例です。実際の積算率は各社の最新「フライトマイル積算表」で必ず確認してください。
同じ便でも、どこで購入するかで「予約クラス」と「積算率」が変わり、獲得マイルに大きな差が出ます。
ステータスボーナスで“上振れ”させる
要点:上級会員のボーナス(+25%〜+100%など)で同じ搭乗でも差が出る。
実践
- 年内に達成できる見込みがあれば“集中搭乗”でステータス獲得
- ステータス獲得後の長距離をまとめて入れる
注意:年度切替の〆日を把握(カレンダー年/会計年)。
“マイル修行”は距離と積算率のCPで設計
要点:単価(1マイルあたりのコスト)を下げるルーティングで修行効率UP。
実践
- 単価=運賃総額 ÷ 獲得マイル(ボーナス含む)を試算
- 乗継で距離を伸ばせる行程を検討(アライアンス内)
注意:無理な日程・深夜滞在の体力コストも加味。
✅ マイル修行は「コストパフォーマンス」で設計
要点
- 単価(=コスト・パー・マイル:CPM)を基準にして、効率的なルートを選ぶ。
- 同じ10万円でも「5,000マイル」しかつかないのか、「15,000マイル」つくのかで修行効率が全然違う。
計算式(必須ポイント)
CPM(Cost per Mile)= 運賃総額 ÷ 獲得マイル数
- 例1:運賃100,000円 ÷ 10,000マイル = 10円/マイル
- 例2:運賃120,000円 ÷ 18,000マイル = 6.7円/マイル
👉 一見高い運賃でも、獲得マイルが多ければ「お得な修行」になる。
実践テク
- 単価の良い路線を探す
- 沖縄(OKA)発着路線は「距離稼ぎ」で有名(JAL・ANA修行僧の定番)
- 海外ならシンガポール、クアラルンプール、バンコクなど「長距離×比較的安い運賃」の路線
- 乗継ルートを活用
- 直行便よりも乗継を入れることで「距離×積算率」が増える
- 例:成田→シンガポール直行より、成田→バンコク→シンガポール経由の方が距離が長い=マイルが多い
注意点
- 安い運賃でも積算率が低いと無意味(Oクラス・Lクラスなど0〜30%積算に注意)
- 深夜発着や長時間乗継など、体力・生活コストも加味する
- 「ステータス獲得に必要なプレミアムポイント(PPやFOP)」と「マイル数」は別物なので混同しない
※運賃・積算率は必ず各社公式ページで最新情報をご確認ください。
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沖縄タッチやアジア路線など、効率的にマイルが貯まるルートは「航空券比較サイト」で探すのが近道です。
“距離制” vs “運賃額連動制” の見極め
要点:プログラムにより、距離ベース/運賃ベースで付与方式が異なる。
実践
- 自分がよく買う運賃タイプに合わせてプログラム選択
- 安運賃が多い人:距離制優勢のプログラムが有利
- 高運賃・ビジネス多め:金額連動のほうが伸びることも
注意:同一グループ内でも国/ブランドで方式が違うケースあり。
距離制 vs 運賃額連動制:どちらが有利?
積算方式 | 計算条件 | 獲得マイル | 結果 |
---|---|---|---|
距離制(ANAに積算) | 距離13,500 × 50% | 6,750マイル | 安運賃でもそこそこ貯まる |
運賃額連動制(UAに積算) | 運賃70,000円 → 約3,500マイル | 3,500マイル | 安運賃だと不利になりやすい |
積算方式 | 計算条件 | 獲得マイル | 結果 |
---|---|---|---|
距離制(ANAに積算) | 距離13,500 × 125% | 16,875マイル | 長距離+上位クラスで強い |
運賃額連動制(UAに積算) | 運賃300,000円 → 約15,000マイル | 15,000マイル | 高運賃なら競り合える |
※上記は例です。実際の積算率・付与率は各プログラムの最新ルールをご確認ください。
👉 距離制は「安運賃でもある程度貯まる」、運賃額連動制は「高運賃利用で爆発力あり」。自分のスタイルに合わせてプログラムを選ぶのがポイント。
予約クラス“ブロック”を避ける(0%回避)
要点:L/K/O/Tなど“0%または低率”を避けると積算が安定。
実践
- 検索結果の詳細から予約クラスを必ず確認
- 「数千円の差で積算率50%→100%」なら上位クラスを選ぶ
注意:OTA(代理店)表示ではクラスが出ない場合があるので詳細表示で確認。
予約クラスの落とし穴(ざっくりイメージ)
クラス例 | 積算率の目安 | 特徴 |
---|---|---|
Y / B / M | 100%前後 | フル運賃・一般的なエコノミー。安心してマイルが貯まる |
H / Q | 70〜80% | セミフレックス系。まずまず貯まる |
K / L / O / T | 0〜30% | セール・最安運賃に多い。マイルがほぼ貯まらない落とし穴! |
※航空会社や時期によって積算率は変わります。購入前に必ず公式サイトの「積算率表」で確認してください。
💳 予約クラス選び+カード払いで効率UP
安い予約クラスを避けつつ、航空券をマイル系クレカで決済すれば、
フライトマイル+カードポイントのダブル取りが可能。効率よくマイルを貯められます。
乗継で距離を“伸ばす”ルート設計
要点:直行よりも1〜2回乗継で総距離が増え、距離制なら獲得マイルが増える。
実践
- 同日到着できる範囲で、アライアンス内のハブ経由を比較
- 例:日本→欧州を中東/アジアハブ経由にする 等
注意:遅延リスクと最低乗継時間(MCT)をクリアすること。
事後登録・IRROPS時の“取りこぼし回収”
要点:欠航・振替(IRROPS)や番号誤登録で付かなかったマイルは“事後加算”で回収。
実践
- 搭乗券半券・Eチケ控え・搭乗証明を保存
- 規定期間内(多くは数ヶ月)にオンライン申請
注意:コードシェアや特別運賃は対象外のことあり。証憑は必ず保管。
家族合算・プールで“発券スピード”アップ
要点:ファミリープール/共同口座で必要マイルに早く到達。
実践
- 家族会員登録→合算申請(プログラムの規約に従う)
- 名義別に分散しているマイルの有効期限も要管理
注意:合算できないプログラムもある。発券名義の制約に注意。
特典側の“設計”もテク:オープンジョー/ストップオーバー/混在
要点:発券ルールを理解すると、同じマイル数で行程の自由度が上がる。
実践
- 片道×2より往復特典の方が有利なケースを確認
- 都市オープンジョー(入出国地を変える)/混在クラス(片区間だけビジネス)など
注意:燃油・諸税は別。改定で条件が変わるため最新ルールを確認。
特典側の設計テク:オープンジョー / ストップオーバー / 混在クラス
入出国する都市を変えられる仕組み。
例:日本→パリ(行き)、ロンドン→日本(帰り)
途中都市に24時間以上滞在できるルール。
例:東京→ニューヨーク(シカゴに3日滞在)→ロサンゼルス
区間ごとに異なるクラスを組み合わせ可能。
例:行き=ビジネス、帰り=エコノミー
✅ 実践のポイント
- 片道×2より往復特典の方が有利なケースを確認
- オープンジョーで旅の自由度UP(入国と出国地を変える)
- ストップオーバーで途中観光を追加して“おまけ旅行”に
- 混在クラスで「行きは快適・帰りは節約」など柔軟に調整
※燃油サーチャージや諸税は別途必要。
※各社でルールが異なり改定も多いため、必ず最新の発券規則を確認してください。
ステータスマッチ/チャレンジの活用
要点:他社ステータスを起点に短期搭乗で上位会員を得る方法。
実践
- 提供中のマッチ/チャレンジを確認→要件(期間・必要搭乗)を満たす計画を作る
注意:頻繁に条件変更・終了があるため、応募前に必ず最新情報をチェック。
ステータスマッチ vs ステータスチャレンジ
項目 | ステータスマッチ | ステータスチャレンジ |
---|---|---|
仕組み | 他社の上級資格を提示すると、自社でも同等のステータスを付与 | 一定期間内に規定の搭乗/マイルを達成すると資格を付与 |
即効性 | 即日〜数日で付与 | 条件達成までは仮資格または対象外 |
条件 | 他社の会員証・搭乗実績の証明 | 90日以内などの短期間で規定マイル/区間達成 |
メリット | すぐにラウンジ・優先搭乗など利用可 | 少ない搭乗数で正式な上級会員になれる |
デメリット | 多くは1回限り・再挑戦不可 | 達成できなければ無効 |
代表的な例 | ユナイテッド⇔トルコ航空、デルタのマッチキャンペーン | アメリカン航空「90日チャレンジ」、デルタ「メダリオンチャレンジ」 |
※キャンペーンの有無・条件は航空会社ごとに異なります。最新情報を必ず公式サイトで確認してください。
💳 ステータスマッチ後はカード払いでさらに効率UP
せっかく上級会員になったなら、航空券の支払いもマイル系クレカで。
フライトマイル+カードポイントの「ダブル取り」で、次の特典発券まで一気に近づけます。
“支払いポイント”の最大化でダブル取り最適化
要点:フライトの区間マイル+カード決済ポイント→マイル移行の“二重取り”。
実践
- 航空券購入がボーナス対象のカードで決済
- ポイント→マイル移行比率と年上限を把握(移行月を分散してロス防止)
注意:移行手数料・移行単位・有効期限に注意。
まとめ
飛行機に乗るだけでマイルはどんどん貯まる
マイルの加算は 航空会社・アライアンス・搭乗クラス・キャンペーン活用 など、組み合わせ次第で効率が大きく変わります。
- 初心者は よく使う航空会社とアライアンスを決めて集中
- 長距離フライトや上位クラスなら 一度の搭乗で数千〜数万マイル獲得も可能
- 航空会社の ボーナスマイルキャンペーン や ステータスボーナス を賢く利用するとさらに加速
- 格安チケットでも積算対象を見極めれば、無駄なくマイル化できる
💡 「どうせ飛行機に乗るなら、ただの移動を“次の旅行のチケット”に変える」
これがフライト派マイラーの一番の魅力です。
👉 次の一歩としては…
- 普段使う航空会社を決めてマイレージプログラムに登録
- まだなら マイルが貯まりやすいクレジットカード を用意
- 出張や旅行のフライトを キャンペーン対象に合わせて予約
これだけで、1年後には無料で国内往復、数年後にはビジネスクラス海外旅行も夢じゃありません✨


海外生活ブロガー/30カ国以上を旅した経験者
高校時代に初めてカナダに語学留学をして海外に魅力される。現在は年のほとんどを海外で過ごす生活を継続中。アメリカ、オーストラリア、アジア、ヨーロッパなど30カ国以上を渡航。
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