アメリカ入国審査をスムーズに通過する方法【2025年版】

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アメリカの入国審査は、世界的に見ても特に厳しいことで知られています。「ESTAでも入国審査で止められた」「質問攻めにあった」「別室に連れて行かれた」など、初めて渡航する人にとっては不安要素がたくさん。特に留学や観光で渡米する日本人にとって、アメリカ入国審査をスムーズに通過する方法は重要なポイントです。

私は現在アメリカで留学しており、これまでにESTAでの渡航を含めて10回以上アメリカに入国してきました。その中で得た経験をもとに、「どんな質問をされるのか?」「何に注意すべきか?」「待ち時間を減らすには?」といったリアルなコツをまとめました。

今回の記事では、2025年最新版としてアメリカ入国審査をスムーズに通過するための具体的な方法や注意点を、留学経験者の視点から詳しくご紹介します。これから渡米する予定の方、ESTAで初めて渡航する方、少しでも不安がある方はぜひ参考にしてください。

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アメリカ入国審査が厳しい空港・スムーズだった空港【体験談あり】

厳しさに驚いた!入国審査が特に厳しかった空港は?

✈️ LAX(ロサンゼルス国際空港)

✅とにかく厳しいで有名
1ヶ月以上の長期旅行や、女性だけ、1人での入国は高確率で別室行き・とにかく厳しいで有名
✅羽生空港で乗り継ぎが多くESTAでも質問が多い

🧳 実体験コメント

  1. LAXはとにかく入国審査の列が長く、私が行ったときは1時間以上並んだこともありました。
  2. 私の周りの友達も何人も別室送りになったことがあります。特に女性一人の旅行や、長期滞在目的だと要注意。
  3. 別室に入るとスマホの使用は禁止最大5時間以上拘束

💡 後ほど別室送りにならないためのコツ教えちゃいます!!

✈️ ホノルル国際空港(ダニエル・K・イノウエ国際空港)

ホノルルはハネムーン目的の旅行者が多いため、若い女性の単独渡航やグループ旅行は「滞在目的」の確認が厳しくなる傾向がある

現地では過去に日本人女性の不法労働(キャバクラなど)問題があり、派手な服装や濃いメイクは警戒されやすく、別室に案内される可能性も

ESTAで90日ギリギリまで滞在予定だと「実際に観光目的か?」を疑われやすく、質問が細かくなるケースがある

滞在先や帰国便の予約情報は印刷またはスマホで提示できるように事前準備しておくと安心

服装や持ち物もなるべく「生活感がない観光者らしいスタイル」を意識するのがベター

🇨🇦 意外とスムーズ!カナダからアメリカ入国した時の体験談

私が一番スムーズにアメリカへ入国できたのは、実はカナダからの入国のときでした。

カナダを経由してESTAを使ってアメリカへ空路で入国したのですが、驚くほどスムーズ。質問も「滞在日数」と「滞在先」くらいで、特に突っ込まれることもありませんでした。

私が入国したのはトロントからの便で、アメリカの税関・国境警備局(CBP)はカナダの空港で事前に手続きされており、アメリカ側に着いたときにはそのまま国内線のような扱い。これがとにかく楽でした。

ESTAやパスポートはもちろん必要ですが、あらかじめ帰りの航空券宿泊先の情報を紙で持っていたのも安心ポイントだったと思います。

カナダ経由はあまり注目されませんが、「アメリカの大都市の空港よりストレスが少ない」と感じた入国ルートの一つです。

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アメリカ入国審査 準備

入国審査前の準備

① ESTAを事前に申請する

アメリカに渡航する際、永住権やビザを持っていない方は必ず「ESTA(エスタ)」の申請が必要です。

申請から承認まで最大72時間かかることもあるため、最低でも渡航の2日前までには申請しておきましょう。

② パスポートの有効期限を確認

パスポートの有効期限が“6ヶ月以上”残っていないと入国できない可能性があります。特にギリギリな人は要注意。渡航前にしっかり確認を!

③ 帰りの航空券は必須!

ESTAでの渡航では「帰国の意思があること」が前提条件になります。

そのため、往復航空券の予約が必須です。片道だけだと入国審査で引っかかることもあるのでご注意を。

④ 宿泊先などを記載した紙を用意(スマホNGの状況に備える)

入国審査では「どこに泊まるの?」「何日間?」と聞かれることがよくあります。

スマホで見せる人も多いですが、別室に案内された場合スマホの使用が禁止されることがあるので、紙に書いて持参するのがおすすめです。

⑤ 戸籍謄本(パスポート紛失対策として)

必須ではありませんが、パスポートを紛失したときに身元証明ができる書類として「戸籍謄本」があると安心。特に長期滞在予定の方におすすめです。

⑥ MPCアプリをダウンロード(時短対策)

MPC(Mobile Passport Control)アプリは、アメリカの一部空港で長い入国審査の列をスルーできる時短アイテムです。

導入している空港を利用する人は、事前にアプリの登録をしておくとかなり便利!

※使い方や対応空港は後ほど別セクションで詳しく説明します。

Screenshot

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入国審査までの流れ

STEP 1:飛行機を降りて「Immigration(入国審査)」へ向かう

案内表示に従って「Immigration(イミグレーション)」「Passport Control」の方へ進みます。

表示に「U.S. Citizens(アメリカ市民)」と「Foreigners(外国人)」が分かれているので、“Foreigners”側に並びましょう。

STEP 2:入国審査(パスポート・ESTA確認)

審査官の前で、以下のような確認を受けます:

✅ 指紋の採取と顔写真の撮影が必須
(※マスクや帽子は外す必要があります)

パスポートとESTAの提示

滞在目的や日数の質問

⚠️ 注意点①:顔写真・指紋は必ず撮影されるので慌てないように

⚠️ 注意点②:税関申告は「入国審査の段階」で行う!

LAXでは税関で申告カウンターが設けられていないことが多く、後からの申告ができません。

そのため、現金1万ドル相当以上を所持している場合などは、入国審査時に必ず自己申告しておく必要があります。

審査官の指示に従い、指先を機械に置いてスキャン、顔を正面に向けて撮影されます。マスクを外すタイミングなども言われるので落ち着いて対応しましょう。

STEP 3:手荷物受取(Baggage Claim)へ

審査が終わると、ターンテーブルでスーツケースなどの荷物を受け取ります。LAXでは複数のターンテーブルがあり、人も多いため、自分の便の番号を確認しましょう。

STEP 4:到着ロビーへ

税関を通過すると、そのまま**LAXの到着ロビー(出口)に出ます。**ここからレンタカー、Uber、ホテルシャトルなどで市内へ移動できます。

⚠️ 到着後の移動にも注意!LAXはUberのピックアップに制限あり

LAXに到着したあと、「すぐUberを呼ぼう!」と思っても空港の建物のすぐ外ではUberに乗れません。

ターミナルのすぐ外では乗車できない仕組みになっており、無料のLAX-it(エルエーエックス・イット)シャトルバスに乗って、Uber乗り場まで移動する必要があります。

  • ✅ 空港出口を出たら「LAX-it Shuttle」乗り場へ向かう
  • ✅ 数分でUber/Lyft専用の乗車エリアに到着
  • ✅ シャトルは無料・24時間運行

🚕 現地のタクシーは要注意!

LAXの一般タクシーは価格がかなり高騰しており、チップ込みで50〜70ドル以上かかることもあります。

料金が不明確な場合もあるため、明朗会計なUberやLyftの利用が安心です。

アメリカ入国後、ホテルや目的地までの移動時にスマホのネットが使えないと不安…💦
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入国審査にかかる時間と短縮方法


⏱ 入国審査にはどれくらい時間がかかるの?

アメリカの空港では、入国審査に30分〜1時間以上かかるのが一般的です。

特にLAX(ロサンゼルス)などの混雑する空港では、1〜2時間以上かかったという声も多く、長時間並ぶ覚悟が必要な場合もあります。

📌 審査が長引きやすいタイミング

  • ✅ 午後の到着便が集中する時間帯(13〜17時頃)
  • ✅ 入国審査官の人数が少ない時間帯(早朝・深夜)
  • ✅ 観光シーズン(夏休み・春休み・年末年始)

📱 入国審査の時間を短縮する便利アプリ「MPC」の使い方
「MPC(Mobile Passport Control)」アプリは、

アメリカの一部空港で長い入国審査の列をスキップできる便利な公式アプリです。

🔽 MPCアプリでできること

  • ✅ パスポート情報を事前に登録できる
  • ✅ 入国時に**「専用レーン」に並べる**(通常より早い!)
  • ✅ 無料で使える(サブスク登録なしでもOK)

📲 MPCアプリは以下から無料でダウンロードできます:

App Storeでダウンロード Google Playで手に入れよう

📲 MPCアプリの使い方(初めてでもカンタン!)

  1. App StoreまたはGoogle Playで「Mobile Passport Control」をダウンロード
  2. アプリを開いて「パスポート情報・ESTA番号」などを登録
  3. アメリカ入国の直前に「New Submission」をタップ
  4. 到着空港・滞在先情報などを入力して送信
  5. アプリに表示された「QRコード」を保存
  6. 到着後はMPC専用レーンへ進み、QRコードを提示して入国

🛬 MPCが使える主な空港(2025年時点)

  • ✅ LAX(ロサンゼルス国際空港)
  • ✅ JFK(ニューヨーク)
  • ✅ MIA(マイアミ)
  • ✅ ATL(アトランタ)など
     ※利用可能な空港は年々増えています

💡 ワンポイントアドバイス

MPCはESTAでも使える公式アプリなので、Global Entryのような事前登録や費用も不要。

空港によっては通常のレーンより圧倒的に早く通過できるので、本当におすすめです!

アメリカ入国審査

入国審査で聞かれること一例

入国審査では、質問とあわせて指紋採取や顔写真の撮影が行われることがあります。

これはすべての人に実施されるわけではなく、ランダムに選ばれることもあるため、落ち着いて対応すれば大丈夫です。

Q What’s the purpose of your visit?
(渡航目的は何ですか?)
A Sightseeing.
(観光です。)
※学生ビザの場合は勉強などなるべくわかりやすく一言で答えましょう
Q How long are you going to stay?
(滞在期間はどれくらいですか?)
A For 6 days.
(6日間です。)
※学生ビザの場合は入学許可証に明記されている研修期間を明確に答えること。
Q Where will you stay?
(どこに滞在しますか?)
A At ◯◯ hotel.
(◯◯ホテルに滞在します。)
※ホテルの場合は予約表・友人宅やairbnbの場合は住所と領収証等を準備しておくと良いでしょう。
Q What’s your occupation? / What’s your job? / What do you do?
(職業は何ですか?)
A I’m an office worker at 〇〇 Company.
(◯◯会社の事務職です。)
※職種を具体的に伝えるのがおすすめです。また、より詳しく聞かれた際に給与証明を出せたらGoodです。
“No job.”と答えると不法滞在を疑われる可能性があります。
➤ “I’m a part-time worker.” や “I’m a homemaker.(主婦・主夫です)” など、きちんとした回答を用意しておくと安心です。
Q Do you have a return ticket?
(帰りの航空券は持っていますか?)
A Yes.
(はい。)
※帰りの航空券の予約などを見せれると良いです。
Q Have you ever been to the United States?
(アメリカに来たことはありますか?)
A
・First time.
(初めてです)
・It is my second time.
(2回目です)
・I have been here a couple of times.
(何度かあります)
Q Are you traveling alone?
(ひとり旅ですか?)
A ・I’m traveling by myself.
(ひとりです)
・With my friend.
(友人と来ました)

入国審査でのポイント

✅ 1人で行かない

できれば友人や家族などと一緒に入国しましょう。

特に女性の一人旅の場合、滞在目的を疑われるリスクが少し高くなると言われています。

基本的には家族のみが一緒に審査を受けられますが、状況によっては連れと一緒に審査を受けられる場合もあるので、可能なら一緒に進むのがおすすめです。

✅ 旅の目的は明確に伝える

「観光」だけではなく、どこに行くのか、何をするのかといった予定をしっかり伝えられるようにしておきましょう。

たとえば「ディズニーランドに行く予定です」「野球を観に行きます」など、具体的に話せると安心です。

✅ 別室に呼ばれても冷静に対応

万が一、別室対応になってしまっても焦らないでください。

嘘をつかず、落ち着いて正直に答えることが一番大切です。

別室ではスマホの使用が制限される場合があるので、滞在先の住所や帰国便の情報などを紙にメモしておくと安心です。

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まとめ

アメリカの入国審査は、初めてだと緊張するかもしれませんが、

大切なのは「正直に」「落ち着いて」「はっきりと」答えることです。

事前に聞かれそうな質問や回答を準備しておけば、いざという時も安心です。

また、旅の目的や滞在先、帰りの予定などをメモにしておくと、別室対応になったとしても落ち着いて対応できます。

英語が苦手でも大丈夫。伝えようとする姿勢が何より大切です。

楽しい旅の始まりをスムーズにスタートさせるために、

今回紹介したポイントをぜひ参考にしてみてくださいね✨

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プロフィール画像
このブログを書いた人
海外生活ブロガー/30カ国以上を旅した経験者

高校時代に初めてカナダに語学留学をして海外に魅力される。現在は年のほとんどを海外で過ごす生活を継続中。アメリカ、オーストラリア、アジア、ヨーロッパなど30カ国以上を渡航。
「役立つ」「共感できる」海外情報を届けたい思いでこのブログを運営しています✈️

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